あおみ建設

海・空・地球の3つの「あお」を守り、育てて、輝ける未来へ

ホーム工事概要工事概要

工事概要

秋田港について

 秋田港は、古くから日本海における海上の要所として発展してきており、1951年(S26)に海上輸送網の拠点となる重要港湾に指定されました。
 近代港湾としての秋田港の本格的な整備は、1965年(S40)に秋田湾地区新産業都市の指定を受けてからで、本港地区、大浜地区、外港地区、向浜地区と発展し、流通・産業拠点として東北電力(株)秋田火力発電所、秋田製錬(株)などのエネルギー、非鉄金属企業や日本製紙(株)秋田工場、秋田プライウッド(株)、新秋木工業(株)などの木材関連企業が立地し、それらに関連した外貿貨物とともに石油製品やセメントなどの内貿貨物が取り扱われ、地域経済に重要な枠割を果たしています。
 近年では、外貿コンテナ定期航路や国内長距離フェリー航路が開設されるなど、日本海北部の物流拠点港として重要な役割を果たしています。

工事概要

工事名 秋田港外港地区防波堤(第二南)本体工事
工事場所 秋田県秋田市土崎港相染町大浜地先
工期 平成29年 7月21日~平成30年 3月23日
発注者 国土交通省 東北地方整備局
受注者 あおみ建設株式会社 東北支店
 本工事は、秋田港の第二南防波堤に使用するケーソン(鉄筋コンクリート製の巨大な「函(ハコ)」)を2函製作し仮置きするまでの工事です。ケーソンの大きさは延長30.5m・幅24.7m・高さ23.0m、重量は1函当たり約7,500tあり、国内最大級のケーソンとなります。
 このケーソンを第二南防波堤へ据え付ける事によって、秋田港内に進入してくる、波やうねりを抑制し、静穏性を向上させ、コンテナ貨物などの輸送を安全かつ安定的に行うことができます。

施工場所

〒011-0911 秋田県秋田市飯島古道下川端地先
あおみ建設株式会社 秋田港作業所
TEL 018-827-6024
FAX 018-827-6025
JR上飯島駅から、車で約10分(3.7km)
秋田港作業所   第二南防波堤  

工程表

フロー図

安全・環境

あおみ建設は、下記「安全衛生計画」のもと安全施工に努めています。
平成29年度安全衛生計画
安全目標
1.転落・墜落災害防止
転落・墜落の恐れのある場所では、安全帯を使用します。
2.クレーン災害防止
3・3・3運動の実施
3.海中転落災害防止
救命胴衣の着用及び救命浮環の適正な配置
環境対策
1.油流出対策の実施
油吸着マット、油処理剤の常備
2.廃棄物の排出防止
廃棄物の海中投棄防止の徹底
3.排出ガス対策型建設機械の使用
現場に搬入する建設機械は、排出ガス対策型を使用します。

ケーソンについて

 ケーソンとは、フランス語で「大きな箱」という意味を持っており、第二南防波堤の本体として使用されるケーソンは国内最大級の大きさとなり、秋田港内で製作します。
 1函あたりの重量は7,472tで、1層目2m、2~8層目は各3mの打継により合計23mの高さになります。
 また、内部には下(1層目)から上(8層目)まで筒抜けている5m角の部屋が30部屋(5×6)あります。
 この部屋は、ケーソンを据え付ける時に海水を入れてケーソンを沈めた後、重量を増すための「中詰砂」を入れる為に使用します。
まず、フローティングドック(6,000t級)上にて3層目まで製作します。(3層目までのケーソン重量:3,687t/函)
その後ケーソンを進水し、ドックから出し浮上仮置きした状態のケーソンに8層目まで打継していきます。
完成するまでにコンクリート量は約3,040m³(コンクリートミキサー車760台分)、鉄筋は347,490kg使用します。
このような重さの鉄筋コンクリート製の箱でも、中が空洞になっいる為、船のように水に浮きます。
なお、ケーソンの吃水(きっすい)は下図のように、コンクリートを3m継ぎ足す毎に、その重さで1m沈みます。

※吃水とは:船舶(ケーソン)が水上にある際に、船体が沈む深さで、船体(ケーソン)の一番下から水面までの垂直距離のことをいいます。

ケーソンを海に浮かべると、水面上には、半分位しか見えません。
防波堤として据え付けると、水面上には2m程しか見えず、ほとんどは海の中です。
防波堤の構造