~Cement Deep Mixing Low Displacement Control Method~
CDM-LODIC工法の概要
CDM-LODIC工法は、周辺地盤や既設構造物への影響を最小限に抑える深層混合処理工法です。
CDM工法は、他の地盤改良工法に比べて、もともと変位の少ない工法として広く採用されてきましたが、変位低減型深層混合処理工法(CDM-LODIC工法)では、従来の撹拌混合翼の上部にスクリューを取り付け、セメントスラリーの投入量に相当する土量を排出することにより周辺の地盤や構造物に影響を与えることなく施工することを可能にしました。本工法のスクリューの形状には、連続型、断続型、プロペラ型などがあります。また、適切な排土量を管理する新開発の施工管理計により、信頼性の高い施工を行います。
施工状況
変位測定状況
施工地点から1.5m離れた地点に地中傾斜計を埋設し、通常型との影響の比較を行ったものです。
CDM-LODIC工法の施工手順