Q1. 現在の仕事の内容を教えてください。
官公庁の営業を担当しています。毎朝出社すると、インターネットで省庁や自治体などの公告情報を確認。当社は海洋土木に強いので、港湾関連の案件が出ると、特に注目します。そのなかから入札する可能性がある案件について、報告書を上司に提出します。入札にあたっては、担当の施工管理者の選定が重要で、各管理者のスケジュールなどを確認して決定。入札は、発注先に伺うのではなく、電子入札システムを通じて行います。記載内容に間違いがないように、自分と上司の2重チェックで作成しています。でも送信時には緊張しますね。
Q2. 仕事の魅力ややりがいとは?
入札に向けて、発注先からの情報をもとに土木担当の方が見積書を作成します。私たち営業は、類似の工事などの情報収集をして、見積もり作業をサポートしています。さまざまな過程を経て受注できると、嬉しいですよ。みんなで喜びを分かち合う瞬間が、営業の仕事の醍醐味です。部署を超えて、支店というチームが一丸となって、工事を獲得しにいくという感じです。仕事で心がけていることは、一緒に仕事をしている人に、自分がどれだけ役に立てるかを考えて行動することです
Q3. 人とのコミュニケーションで心掛けていることはありますか?
学生時代のアルバイトの経験を活かして、電話対応のときの言葉遣いや声のトーンには気を遣っています。仕事で分からないことは上司に尋ねますが、忙しい方が多いので、声をかけるタイミングなどの気配りは必要です。また自分に教えてくれる周りの方への感謝の気持ちを忘れないようにしています。
Q4. 西川さんから見た、あおみ建設の魅力はなんですか?
上司や先輩は、優しく接してくださいます。社内の雰囲気も穏やかで、仕事がしやすいですね。就職活動のころ、いろいろな会社で面接を受けましたが、当社の人事担当者や職場の印象が良かったので、それが入社の決め手になりました。また、官公庁に伺うとき、他の建設会社の人にたまたま出会うことがあります。「他社の人と接する機会があったら、積極的に話をして視野を広げなさい」と社内で言われるなど、オープンな雰囲気も感じます。
Q5. 将来の目標や夢を教えてください。
入札にあたって、自分の考えや思いを土木担当の方に伝えて、取り組んでいきたいと思っています。将来、現場や他の部署の方などから、「この案件は西川に頼んでみよう」と、頼られる存在になれたらうれしいですね。私は入社して1年半ぐらいで、まだまだ営業の土台づくりの段階。日々の業務の中で、いろんな人の話を聞いて、いろんな文献を読んで、勉強しながら少しずつ進んでいきたいと思っています。
1日のスケジュール
8:00 出勤
8:30 メール確認、入札公告のチェック、新聞での情報収集
工事の入札公告は毎朝この時間帯に出るので必ずチェックします。
9:30 部内打合せ
毎週月曜日は各自のスケジュール確認、工事の入札日などの確認を行います。
10:00 報告書作成
上司の指示を基に、朝に公告された工事の入札に参加するかどうかの報告書を作成します。工事の内容、技術者の配置状況、応募条件等を精査しながら作成するので時間はかかりますが重要な業務です。
12:00 昼食
13:00 情報収集、工事の契約手続き
年間の受注計画を確認し、これからの工事に関わる情報・資料を、実際に発注機関に出向いて入手します。入手した資料は土木部に展開し、来たる入札に向け、受注精度を高めていきます。その他時期によって工事契約の手続きも行っています。
15:00 申請資料の作成・申請、入札手続き
入札に参加する時に必要な資料の作成、実際の入札手続きを行います。入札に関わる手続きはすべてやり直しが効かず、間違いも許されません。一つのケアレスミスで入札に参加できなくなったり、入札自体が無効になることもあります。発注機関の担当者への問い合わせ、部署内での確認作業を何度も繰り返し、完璧な状態で入札に臨みます。
17:30 退勤
【私のOFF TIME】
休日は、中学・高校時代の友人が近所に住んでいるので、友だちと過ごすことが多いですね。一緒に食事をしたり、ゲームをしたりしています。でもそんなとき、ふと「あの入札した案件、どうなったんだろう」と頭をよぎることがあります。また一時期は、映画をけっこう観ていましたね。
【学生の皆さんにMESSAGE】
自己PRを一人で考えると、「自分の長所はなんだろう?」と、迷ってしまうと思います。そんなとき、友人に聞いたり、就活サイトの自己分析を利用したりして、第三者の視点で自分の長所や強みを確認すると、就活が前向きにできると思います。気づかなかった自分の良さを見つけることができるかもしれません。